【 受賞対象 】
2021年1月1日~2021年12月31日までの間に劇場で上演された2.5次元ミュージカル作品(日本の2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称、音楽・歌を伴わない作品を含む)及び、それに出演した俳優、携わった演出家、脚本家
今回のアワードに投票いただいた皆様に、まずは心から御礼申し上げます。おかげさまで想定していた以上にたくさんの2.5フレンズの皆様にご投票いただきました。
初めての開催ということで、投票にあたりご不明な点も多かったと思いますが、ご協力いただき重ねて御礼申し上げます。また、たくさんのコメントも頂戴しました。ありがとうございます。
当初、作品部門と俳優部門は10位までの発表を予定しておりましたが、非常に多くの作品、及び俳優の皆様へ投票いただいたことを受け、2.5フレンズの皆様からの1票の重みを重視し、各部門ともに最も多くの投票数を獲得された作品並びに俳優の方のみを、アワード受賞作品、受賞者として発表させていただくこととなりました。発表方法が変更になりましたことをお詫び申し上げます。
改めまして、
投票いただきました2.5フレンズの皆様、
本当にありがとうございました!
©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
Photo ©TOMOMI MATSUI
このような素敵な賞をいただきありがとうございます!
作品部門でミュージカル『刀剣乱舞』 ~静かの海のパライソ~が、演出家部門で茅野イサムさんが、脚本家部門で伊藤栄之進さんがそれぞれ受賞されて、一度はコロナで中止に追い込まれたこの舞台が、再始動を経てたくさんの方の心に届いている事実に胸がいっぱいです。
カンパニー全員が死力を尽くして折れない心を持って創り上げました。僕だけの力で取れた賞でないことは重々理解しています。なので、今回の受賞本当に嬉しいのですが、カンパニーを代表してという気持ちで受け取らせていただきます。改めて携わってくださった全ての皆様、ありがとうございました!
今後も『静かの海のパライソ』がたくさんの方に届きますよう、そして僕もこの賞を頂いた責任を胸に表現と向き合っていこうと思います。
投票してくださった皆様、本当にありがとうございました!!
2.5Dアワード・演出家部門選出、ありがとうございます。演出家を名乗るようになって20年。まさか、自分がこのような賞をいただけるようになるとは、思ってもいませんでした。心の底から嬉しいです。
演出というのは不思議な仕事で、自分では、ほぼ何も作っていないのです。お客様の目や耳に届くものは、その分野の専門クリエーターが生み出しています。空間をデザインする舞台美術や照明。役の魅力を引き立てる衣裳にヘアメイク。心を揺さぶる音楽や振付。迫力ある殺陣。その他にも舞台の裏や底や大道具の中や、客席の後ろや天井の上や会場の外などで沢山のスタッフが芝居を支えています。私の仕事はその力を全部受け取って、良い芝居を作る、その一点だけに集中させることなのです。ですからこの賞は、スタッフの代表として贈っていただいたと思っております。
好きなお芝居を好きな時に観られる。そんな当たり前のことができる世の中がずっと続くように、これからも仲間と共に作品を作り続けてまいります。もちろん観客のみなさんも私たちの仲間です。
イラスト/石田スイ
受賞コメントとのことですので、いつも通り「当然です」の四文字で済ませようと思ったのですが、それだとやはりいつも通りの炎上コースまっしぐらだとも思ったので少しだけ真面目に書きます。
基本的に賞レースとか、作品の優劣に思考や話題が及んでしまいそうなことは好きな方ではありません。
アートなんてものは、作った本人と受け取ったその人にとって大切であればそれで良いと思うんです。
作品が合わなかったらそれはただただ「合わなかった」だけのことですし、もしかしたらいつかまた別のタイミングなら「合う」のかもしれないし、このさき一生「合わない」のかもしれない。
「合」は「会」でもあると思うんです。
ミュージカル『刀剣乱舞』 ~静かの海のパライソ~は多くの人と会ってくれたのだと思います。
なので僕から言えることは出会ってくれてありがとう、です。
そして、あなたにとって大切な作品なのであれば、この作品はもうあなたの作品です。
てなわけで、おめでとう。